しっかり寝ているのに、眠気が取れず仕事が手につかない日もある。
そんな時、眠気を覚ましつつ仕事を進める方法を紹介する。
とにかく書く
パソコンのディスプレイを見つめながらキーボードをたたく。
たたきたいが、頭がボンヤリしてちっとも仕事に身が入らない。
そんな時はパソコンの画面から目を、キーボードから手を離す。
その代わりに、ノートや手近な紙にこれからすべき仕事について書き始める。
ペンを使って紙に字を書くのは、それなりに頭を使う。
どこに、どれくらいの大きさで何を書くか。
あの漢字はどう書くのだったかな?などなど。
始めはなかなか思うように書けないが、続けていくうちに書くペースが上がってくる。
文字のきれい汚いはとりあえず置いておいて、思いついたことをどんどん書く。
パソコンの文字入力と違い、フォーマットは自由自在。
考えをまとめながら手を動かすと、眠気はいつの間にかなくなっている。
始めは頭が働かず考えもまとまらなかったが、徐々に頭のモヤが晴れていく。
手書きのコツ
手書きをするのにはちょっとしたコツがある。
それは「一文を短くまとめる」ということ。
ダラダラと長文を書くのではなく、短文を矢印でつなげることを意識する。
良くない例)
●●の見積書を作成して、▲▲さんにメールする。その反応を見て数量を決める。
改善例)
●●ミ⇒▲▲メール⇒反応⇒数
僕はメモ書きで略字をよく使う。
上の例だと「ミ(正確には○で囲ったミ)」は見積もり書のこと。
誰かに見せるわけではないので、最低限自分が分かればそれでいい。
文章を書こうとすると、眠い頭ではうまくいかないし、何より疲れる。
単語と単語を矢印などでつないだ関係図を作ることを意識するとうまくいきやすい。
いろいろな事柄の関係性を整理しようとすると、眠い頭でも意外と考えられる。
いつの間にか眠気は和らぐ
手書き作業を続けていると、いつの間にか眠気は和らいでいる。
しかも手元には、やるべきことの関係図が出来上がっている。
あとはそれを見ながらパソコンで作業をすすめる。
こうして仕事の手をできるだけ止めずに眠気を解消できる。
それでも眠くてしかたがないなら、さっさと帰って寝るのが一番いい。