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僕の人生補完計画

どうしても夜更かししてしまう悪循環と、その解決法について ~いきなり生活習慣を変えるのではなく、まずは考え方を変える~

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眠いけど、寝たくない。寝るのがもったいないと思いついつい夜更かししてしまい、翌日公開した経験を持つ人は決して少なくないと思う。かくいう僕もそんな経験をたくさんしてきた。最近は仕事が忙しく、夜更かしした翌日のダメージがとんでもないことになりがちなので極力早く寝るよう心がけている。そんな僕が夜更かしの悪循環から脱した方法(考え方)について書いてみる。ちなみに、「快眠法」とか「眠りの質を良くする食べ物」などについては一切触れるつもりはないので悪しからず。

 夜更かししてしまう理由

夜更かしをしてしまう理由の一つに「寝るのがもったいない」と思ってしまうこと。寝ること=何もしないことと考え、早く寝ることは人生を損することと考えてしまう人も少なくないと思う。実際、寝ている間は寝ることしかできないし、寝れば寝るだけ何かをする時間が無くなるというのはもっともな話。人にもよるけど、1日のうち7~8時間の睡眠が必要と言われており、実際に1日8時間寝ると人生の3分の1は寝て過ごすということになる。こう書くと確かにもったいない気持ちもする。じゃあ1日24時間起きていれば8時間寝る人の1.5倍、何かをできるかというとそんなことはない。寝不足で頭がボーっとしてしまい、下手をすると8時間寝る人よりも出来ることが少なくなる。っていうか死ぬし。

 

夜更かししてまですることか?

もったいないと言いつつ、夜更かししてまでやりたいことというのはそれほど多くない。夢中になってやりたいことをやっている人はまだいい。大半の人は夜更かしして何をしているかというと、「なんとなくテレビやネット動画を見る」「スマホをいじる」「漫画や雑誌をダラダラ見る」「ゲームをする」程度の事。客観的に見ても、睡眠時間を削ってまでするほどの事じゃなかったりする(その道を極めたい人は別だけど)。寝るのがもったいないと思いつつ、やっていることはもったいない時間の使い方だったりするんじゃなかろうか。思い返してみれば、僕もそんな無駄な時間の使い方をしていた。

 

夜更かしする人の傾向

一説によると、その日1日の充実感が薄い人ほど夜更かしをする傾向が強いそうだ。「仕事に追われて自分の時間がなかった」「家事や育児が捗らず、ストレスばかり溜まった」「何もする気が起きなくて、つまらない1日だった」などなど。充実感がないから、「何かしなきゃ」と思って起きてはいるが、寝る前というのはいろんな制約(風呂に入っちゃったとか、店が閉まっているとか)が多く、結局部屋の中でダラダラと過ごしてしまい、それがいわゆる「夜更かししてしまう状態」につながることが多い。

 

寝不足が生む悪循環

今すぐ夜更かしのメリットを述べよ!と言われると難しいが、デメリットならすぐに言える。それは「寝不足になること」。寝不足のデメリットについては過去にいくつかこのブログでも書いた。

 

simplism.hatenablog.com

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夜更かしして寝不足になると、当然次の日の活動レベルが思いっきり下がる。頭がボーっとしたり、眠くて身も心も重くなったり。そしてその日も仕事も家事も勉強もはかどらず、ストレスばかりがたまっていく。当然1日の充実感など得られるはずもなく、「寝るのがもったいない」状態に陥ってしまう。すると人はどうするか?また夜更かしをして心のバランスを取ろうとする。こうなると夜更かしの悪循環から抜け出すことがどんどん難しくなるし、体調も日に日に悪くなっていく。最悪なのが休日の寝溜め。平日の寝不足を週末の寝溜めで補おうとすると、今度は休日の充実感がどんどん失われていく。休日の昼過ぎ、下手すると夕方前に起きてしまい、「せっかくの休日が!」と激しい後悔に襲われたことが少なからずあると思う。休日の充実感が得られない上に、生活リズムが乱れてしまって夜寝られなくなってしまい、そのまま平日に突入!その先は敢えて書く必要もないほど分かりきった、悲惨な状況が待っている。

 

僕が夜更かしの悪循環から脱出した方法

結論から言うと、「次の日にする楽しいことを考える」こと。悪循環脱出初日、今日の不満感はとりあえず捨てて、次の日の事を考えてみる。「早めに仕事を切り上げて家に帰って子供と遊ぶ」とか「前から見たかった映画を1本見る」とか、自分が充実感を得られることを次の日の予定に組み込む。すると、それを実現させるために日中のやるべきこと、例えば仕事や家事を今日以上にさっさと終わらせる必要が出てくる。早めに終わらせるためには何が必要か。そう、睡眠だ。寝不足のデメリットは身をもって知っているのだから、次の日にやりたいことをやるために一番大事なことが睡眠だと自然と理解できるのではなかろうか?

 

あとは翌日、すっきりした頭でやるべきことをさっさと片付けて自分のやりたい事に時間を使えばいい。そうすれば夜更かしの原因の充実感不足を解消でき、また翌日のやりたいことを考えてさっさと寝るという好循環にすることができる。もちろん劇的な効果は約束できない。ただ、少しでも充実感が得られた日は、寝る前にその余韻に浸りながら明日のやりたいことを考える癖をつければ、自然と夜更かししない生活サイクルにすることができる。

 

今日の不満感を頭の片隅に追いやり、明日の充実感を最優先で考えれば、不思議と「寝るのがもったいない」という気持ちが薄らいでくる。1時間夜更かしするよりも、5分でいいので明日の前向きな予定を考えるだけで寝るのに十分な理由付けができる。より質の高い睡眠を得るための方法を考えるのはその先の話。まずは自分の気持ちを眠りに持っていくための下地作りが大事だと思い、冒頭に快眠法とか睡眠に良い食事については触れないから!と書いた。

 

今回はこれでおしまい。もしこの記事を夜更かしして読んでくれている人がいるのなら、今すぐスマホなりパソコンなりの電源を切って、明日について考えながらさっさと寝ることをお勧めする。初めてこのブログを読んで興味を持ってくれたとしても、とりあえず寝て明日スッキリした頭で過去の記事を読んでくれると、ちょっと嬉しい。

 

「夜ふかし」の脳科学―子どもの心と体を壊すもの (中公新書ラクレ)

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