朝散歩の効能
2か月ほど前から明け方に散歩をする習慣を続けている。
毎朝6時15分に起きて、パジャマにダウンジャケットだけ羽織って近所の河川敷を20分ほど散歩している。
始めたきっかけは、ダイエットと体内時計のリセットのため。
体内時計のリセットのために朝日を浴びるのがいいというのを何かの本で読んだので、実践してみたくなって始めた。
とはいえこの時期はまだほとんど朝日が昇っていないので、体内時計のリセットにはあまり役になっていない気がする。
だけどダイエットにはかなり効果があった。そのあたりは先日のブログに書いたので、お時間があればそちらを読んでいただきたい。
雨の日と、仕事の関係で早起きしなければいけない日は休んでいるが、基本的に毎日続けている。
特に寒いこの時期に、起き抜けに散歩に行くなんて昔の僕だったら間違いなく続かなかったと思う。
だけど、今回はなぜつづられているのだろうと考えた。
ひとつは、単純に気持ちがいいということ。
寒いのは寒いけど、ダウンジャケットを羽織れば体は暖かく、顔に冷たい空気が当たってすごくよく目が覚める。
息を思いきり吸い込むと、肺にひんやりした空気が流れ込む感覚は結構くせになる。
まだ夜も明けきらない河川敷は人影もほとんどなく、いろんなことを考えるのに最適な静けさだ。
基本的に僕は面倒くさがりなので、わざわざ散歩に出かけるために着替えていたら間違いなく続かなかったと思う。
布団から這い出た格好そのままにダウンジャケットとマスクだけ身に着ける。靴下すらはかずに夜のうちに出しておいたスニーカーを履く。
たぶん布団を出てから出発するまでに1分かかってない。
この手軽さが続けられている理由の一つだと思う。
最初は20分間、ブラブラと歩いていただけだった。
今では散歩というより、軽いジョギングになっている。
朝散歩と同時に始めた「エレベーターとエスカレーターなるべく使わない活動」のおかげもあってか、自分でも実感できるくらい足腰が強くなってきた。
息切れしない程度のスピードでジョギングするのが少し楽しくなってきた。
ダウンジャケットを着て走るとさすがに20分で暖かくなる。
すると、家に帰ってからの身支度がいつもより捗る。
以前は寒くてノソノソダラダラ出勤の準備をしていたけど、暖かいどころかちょっと暑いくらいなのでテキパキ動ける。
おなかもすくのでご飯がうまい。
いいことづくめだ。
毎日6時15分に起きるので、自然と寝る時間も早くなる。
だいぶ規則正しい生活になってきた。
最近はだいぶ日が昇るのが早くなってきた。
季節の移り変わりも肌で感じられる。
夜明けの東京の空は少し虹色になっていることに最近気づいた。
バタバタした日常の中でこういう時間を作れるって、けっこう贅沢なことなんじゃないかと、ふと思った。