これなら絶対に続く！究極のダイエット法で目標体重に到達した話。

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先日、ようやく目標体重の70.0㎏を達成した。

ダイエットに至る経緯

年齢38歳、身長178.5㎝、ダイエットスタート時の体重72.8㎏。これが僕の基本データ。
ダイエットをスタートしたのが2021年の11月中頃。個人的に体調がいいと感じるベスト体重は69.0～70.0㎏くらいなので、若干身体が重く感じていた。
そこから約2か月、特に苦しい思いもせずに3㎏近く体重を落とすことができた。

ダイエットのルールの鉄則は「続けられるメニュー」

世の中にはいろんなダイエット方法やサプリメントなどがあふれているが、それは多くの人にとってダイエットというものが、目指すものでありながら実行するのがとても難しいと感じられるから。だれでも手軽に痩せられるなら、ここまでダイエット業界が大きくなるはずもない。たくさんの人がダイエットを続けられない原因は、自分に合ったメニューで続けようとしないからだと僕は思う。自分に合ったメニューとはすなわち、「続けることが可能なメニュー」であり、人それぞれ違う。「毎日10分○○体操を続けるだけで！」みたいなうたい文句のエクササイズが山ほどあるが、その10分を続けられる体力のない人だっている。

自分にとって最大限続けられるメニューを自分で考える

ダイエットは急激に体重を落とすことでは続けられない。コツコツ毎日続けながら、徐々に体重（体脂肪）を落とす必要がある。だから、ずっと続けられるラインを自分で見極めなければダイエットは絶対に成功しない。
参考までに今回の僕のダイエットメニューをご紹介する。

＜運動＞

6時15分に起きて、15分散歩をする。
休みの日は7時過ぎでもOK。
仕事で朝早い日と雨の日はしない。
可能な限りエレベーターとエスカレーターは使わない。
筋トレは気が向いた時だけやる。
筋肉痛の日はやらない。

＜食事＞

晩御飯の炭水化物を少し減らす。
朝と昼は意識はするけど特に制限なし。
寝る1時間前から物は食べない。
日中はたくさん水分を取る（1日2～3リットルくらいが目安）。
間食は体が疲れてると感じた時だけ甘いものを食べる。

ひとつひとつを見ると本当に大したことをやっていない。メニュー自体も緩いし、妥協案も作っている。ダイエットを継続するうえで、妥協案を作るというのは案外悪くないのではないかと思う。あまりに妥協を許さないメニューを作ってしまうと、「ダイエット自体から逃げる」という最悪の選択肢を選んでしまう可能性があるからだ。ダイエットを失敗する原因の大半はこれだと僕は思う。だったら、多少緩かろうが1歩でも2歩でも進めるメニューを最初から立てたほうがいい。仮に僕のメニューを模倣しようと思った人がいるとして、毎朝15分の散歩はムリだと思うなら「2～3日に1度、10分歩く」でも全く問題ない。

ガツンとやって失敗するか、コツコツやって成功するか

「そんなんじゃ痩せるのに時間がかかる」と思っても気にしてはいけない。体重の増減スピードを人と比べてしまうと、必ず無理なメニューを作る羽目になる。毎日200g痩せるきついダイエットメニューを組んで5日でギブアップしてしまえばマイナス1.0㎏で終わるどころか反動で元に戻るかもしれない。最悪の場合、ダイエット開始前より太る。逆に、毎日20gしか痩せないダイエットでも、1年続ければマイナス7.3㎏だ（体重の増減はそんなに単純じゃないけど）。

それに、特に運動系はやっているうちに自然と身体能力が上がって減量効果も日増しに増えていく。僕のメニューにある朝の散歩も最初は15分歩くだけだったけど、今では息が切れない程度のジョギングに変わっている。徐々に負荷を上げた（というか気づいたら上がってた）から別に辛いとは感じない。

simplism.hatenablog.com

ダイエット成功のための「超」重要ポイント

ダイエットの方法は星の数ほどあるけど、大原則は「食べる量を減らして運動を増やす」。どちらか１つだけでやせようと思ってもだいたいうまくいかない。特に、食事制限だけのダイエットは基礎代謝を落として太りやすい体になる最悪のダイエット法だ。「○○を食べるだけでやせる！」も無視していい。だいたい、食べるだけで体重が落ちるってそれ毒じゃない？必ず食事制限と運動の両方をセットにしたメニューを組む。食事を減らす方法、運動の種類は自分で好きなものを選べばいい。ただしそこで大事なのが、それぞれのダイエットニューをそのまま実行するのではなく、必ず自分に合った量にカスタマイズするということ。これが本当に一番重要なことだと思う。自分の意志の力で無理なく続けられる量の見極めができているかがダイエットの成否を分けると言っても過言ではない。これが確実に成功するあなたに合った最強のダイエット法、その名も「続けるだけダイエット」だ。

体重は目安

あと、目標体重を定めていた僕が言うのもなんだけど、あまり体重に固執しすぎないほうがいい。というのも、運動することで脂肪が減るのと同時に、脂肪よりも重い筋肉が増えるので、一時的に体重が増えたり、体重の減りが遅くなることがある。体重だけを見ると失敗のように思えて心がくじけてしまいそうになるが、ダイエットを続けるもう一つのポイントとして、見た目にも注目するということが挙げられる。素っ裸で鏡の前に立って、自分の体の変化をこまめに観察してみる。すると、体重は減ってないのに明らかに引き締まっていたりする。そうやってモチベーションを落とさないよう気を配るのも大事だ。あくまで体重は目安程度に考えよう。