多方面に貢献し続ける10年選手のぼくの水筒
僕は会社に自前の水筒を持って行っている。
最近は「マイボトル」なんて言い方のほうが主流みたいだけど、まぁ水筒は水筒。
僕は日中、かなり水分をとる方で、コーヒーや水などを仕事中だけでも2リットルくらい飲む。
500ml×4本なら安くても1日400円くらいする。
意外と馬鹿にならない。
それが水筒を持参すると、けっこうな節約になる。
コーヒーはインスタントの粉を買って2か月で1本ペースなら250円/月。
最近はコーヒーの飲みすぎに注意してジャスミン茶を飲むようにしているけど、
アマゾンで100個入りが安く売っていたので
それだけあれば2か月くらい持つと思う。
だいたい2つ合わせて月に700~800円くらいかな??
ペットボトル4本×20日なら月8,000円になるので、
それと比べれば90%のコストカットだ。
90%のコスト削減は、経営者ならかなり凄腕だ。
僕は営業職なので急に外出することが多い。
この水筒は見た目の割に保温性が高いので外でも冬なら温かく、
夏なら冷たい状態で持ち運べるので、ペットボトルに比べて段違いな快適さだ。
洗うのはややめんどくさいが。
この水筒は結婚する前に買ったもので、かれこれ10年以上の付き合いになる。
今でも覚えているが、新入社員の時に営業先だった熊本県のホームセンターで買った。
そう考えると僕はけっこう物持ちがいい方だ。
塗装は剥げ気味だし、以前落とした時に底の部分がゆがんでしまって少しグラグラする。
凹みも多く、改めて見るとかなり年季が入っている。
ふたも最近主流のプッシュするとふたがポンと開くタイプではなく、ねじって開けないといけないので片手では開けづらい。
だけど10年以上経つにもかかわらずパッキンの傷みもなく、まだまだ使えるし、
なにより愛着がわいているので、壊れない限り使い続ける予定だ。
「マイボトルはエコ」という風潮があるけど、そのマイボトルもしょっちゅう買い替えていては意味がない。今使っているものを大事に使い続けるということが、一番のエコになるんじゃないかな?
この古びたボコボコの相棒は地球と僕のおサイフに相当貢献しているし、これからも貢献し続けてくれると思う。
この記事を書いている途中に、ふとこの水筒がまだ売られているのか気になって調べてみた。
型番はTHERMOSのJMK-501。
調べてみた結果、もうどこにも売っていなかった。
交換用のパッキンすら製造はとっくの昔に終了しているようで、フリマサイトにも売っていない。
つまり、パッキンがダメになった時点でこの水筒は使えなくなるということか。
そのことが分かった途端、少し寂しい気持ちになった。