気分が乗らないなら「まずやってみる」シンプル行動力
やるべきことがあるにも関わらず、なんとなくやる気が出ない、面倒くさいと思ってなかなか手をつけられないことってありますよね。
僕もそうです。今、資格試験に向けて勉強していますが、やり始める時が一番しんどいです。勉強しなきゃ試験に合格できないのはわかっているけど面倒くさい。そう思ってしまうだけで行動力がガクッと落ちてしまいます。
何かに手をつける時が一番エネルギーを使う
人がやっかいな問題を解決するとき、一番エネルギーを使うのが「やり始める時」なんだそうです。誰しも経験があるでしょうが、面倒なことを始める時が一番ダルいですよね。やらなければいけないのはわかっていても、なかなか手を付けられない。そんなときは何も考えずにまず簡単な動作だけでも始めると、意外とその後はスムーズに取り組めるようになります。
「とりあえず」で動いてみる。
資格試験の勉強なら、とりあえず席に座ってみる。ついでに問題集を開いてみる。更についでに右手に鉛筆を持ってみる。面倒くささを頭の隅に追いやって、無心でここまでの動作をやってみる。せっかくここまでやったんだから問題に目を通してみる。お、ここはわかるぞ・・・・・あとは自然に勉強に取り組めていると思います。
一番エネルギーを使う「やり始め」は無心になる
たくさんの荷物を積んだリヤカーを動かすとき、一番力が必要なのは動き出す時です。動き始めたら慣性も手伝ってそれほど力を使わなくても動いてくれます。これと同じように、面倒くさいことを始める時も出だしが一番疲れます。なぜ疲れるかというと、「面倒くさい」とか「やりたくない」といったネガティブな感情がものすごく重荷になるからです。だったらまずは頭を空っぽにして、とりあえず動き出してからリヤカーにネガティブな感情(荷物)を少しずつ積んでしまえばいいんです。もしかしたら動き出す前よりも少ない荷物で済むかもしれないし、同じ荷物でも軽く感じるかもしれません。理屈ではやらなければいけないと分かっていても二の足を踏んでしまっているのなら、とりあえず何も考えずに動き出してみませんか。