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僕の人生補完計画

【人生】朝の散歩と「花鳥風月」 ~これを老化というのなら、老いるということも悪い気はしない~

2021年の年末ごろから、朝の散歩を日課としている。
雨の日と、仕事で早起きしなければいけない日を除いて。

以前、朝の散歩を習慣にして変わったことについて書いた。

 

simplism.hatenablog.com

 

◆花鳥風月

梅、桜と続いてちょうど今はツツジの季節。
朝の散歩を始めて、花に目が行くようになった。

今までは見向きもしなかった、道端や花壇の花。
大半は名前も知らないが、いつの間にか目で追っていることに気づいた。

 

「花鳥風月」という言葉がある。
「花鳥」は、鑑賞の対象となる自然の景物、「風月」は、自然の風景を意味し、
自然を楽しみ詩歌を作って風流に遊ぶこと(風流韻事)を示す言葉とのこと。

 

一方で「花鳥風月」は、これまで興味がなかった人が歳とともに興味を示す順番を指し、「老化の始まり」と揶揄される言葉とされることもあるらしいが、これは完全な俗説のようだ。

 

◆散歩から始まる花との付き合い方

今まで気にも留めていなかったが、いったん意識しだすと、思いのほか花に囲まれて暮らしていたことに気づく。
散歩を始めてから、少しずつ新しく覚えた花の名前と外見が一致するようになった。
八重桜、シロツメクサ・・・あー、ほんとに少しだな。

 

散歩以外の場面でも、花に興味が向き始めていることも気づいた。

僕ははてなブログをいろいろと読者登録して読んでいる。
先日、natukimikaさんのブログで「ラジオタイムス」というバラの品種を知った。

 

natumikan.work

 

一見ゴージャスな花びら(ロゼット咲きというらしい)なのに色合いは淡いピンク、加えて「ラジオタイムス」という名前の響きがなぜか気に入ってしまった。ラジオタイムスを見に、バラ園に行ってみようかとも思っている。

 

以前の僕なら「花なんぞ腹の足しにもならんわ」と切って捨てていたと思う。
この変化は散歩によるものなのか、俗説らしく「花鳥風月」期に入ったからなのか。
考えても分からない。どっちでもいいか。

 

今まで興味がなかった「花鳥風月」を愛でるようになることが老化の始まりというのなら、老化というものもあながち悪いことばかりではなく、むしろ素敵なことじゃないかと、日課の散歩中に、ふと思った。

 

 

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