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僕の人生補完計画

無意識的な無駄遣い「ラテマネー」と節約について考える

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 ラテマネーという言葉をご存じでしょうか。

「ラテ・マネー(Latte money)」とは、アメリカで人気の資産アドバイザー、Daved Bach氏がその著書「The Automatic Millionaire」で紹介した言葉で、「毎日何気なく使ってしまっているお金」のことです。

ラテマネーは1回あたりの金額は少額ですが、毎日もしくは日に何度も使ってしまっているお金を指します。たとえばカフェやオフィスで買うコーヒーやペットボトル飲料、コンビニ菓子、たばこなどです。

これらのラテマネー、ほとんど無意識的に使ってしまっているのですが、少額なのであまり気にも留めず、気づいた時には(ひょっとするとそのまま気づかずに)結構な額を積み重ねているのです。

例を挙げると、カフェで毎日300円のコーヒーを飲んでいた場合、ひと月当たりの支出は

300円/日×30日=9,000円

となり、1年間だと

300円/日×365日=109,500円

となります。気づかないうちにコーヒーだけで年間11万円近く支払っているなんて、改めて計算してみないとなかなか気づきにくいものです。

 

コーヒーだけでこれだけなのですから、これにお菓子やたばこを加えると、人によりますが年30万円以上も気づかないうちに使っていた!なんてことも往々にしてあるわけです。

なかなか自覚しにくいラテマネーですが、簡単に自覚する方法があります。それは、ひと月だけでいいので家計簿をつけてみることです。お金を使ったらその都度記録して、1か月のあいだ、自分が何にどれだけお金を使っているのかを明確にしてみるといいでしょう。私はこれでたばこだけで年間14万円使っていることに気づき、タバコを辞めました。

 

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さて、自分のラテマネーが分かったら、今度はそれを意識的に減らすようにしましょう。ただ無駄遣いしていたから辞めるというのが難しいのであれば、他の目標を決めて辞めるという方法をお勧めします。

例えば、カフェに立ち寄る時間を減らしたいなら「健康のために水をたくさん飲む」「ダイエットのために歩く」とセットにすればコーヒーを意識的に減らせるようになりますよね。

また、それを節約したお金の使い道を考えてみるのもよいと思います。

「1間我慢したたばこ代14万円で新しいスーツを買う」とか、「間食を辞めて1年間貯めたお金で旅行に行く」などです。目標ができれば励みになってより積極的に節約できると思います。

最後に皆さんに言いたいのは、このラテマネー削減は「無意識的に、なんとなく使ってしまっているお金」を減らすことが目的なのであって、上記のような計算をしてもなお、カフェに通うことでリラックスした時間を過ごすのが好きなのであれば今までどおり通えばいいですし、好きなお菓子を食べて幸せな気持ちになるのであれば、それは買うべきだと思います。自分のために使っているお金ならそれは無駄とは言いませんよね。

以上、日ごろの小さなお金についてふと思ったことについて書いてみました。
明日は僕はお休みです。休日の前こそ早く寝て、しっかり休日を満喫したいと思います。
それではおやすみなさい。

 

 

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