世界一高価なコーヒー「コピ・ルアク」を飲んだ話
会社の同僚が1週間インドネシアに出張している間、彼の代理を務めたお礼に世界一高価なコーヒーで知られる「コピ・ルアク」をお土産にもらいました。
コピ・ルアクはベトナムやインドネシアで生産される世界一高価なコーヒーとして有名です。僕の好きな映画「最高の人生の見つけ方 」に出てきて、いつか飲んでみたいと思っていたコーヒーをお土産に買ってきてくれるなんて、なんて気の利く同僚でしょう!
商品についている価格を見ると、50gで155,000・・・15万?!と思ったら単位はルピアでした(笑)日本円で約1,400円です。コーヒーで50gが1,400円。確かに高いですけど、相場的にはこんなものなのかな?Wikipediaで見ると500gで300~500ドルとあったので、これはその半値以下ですがインドネシアでは多少安く買えるのかな?
まず手渡されたとき「コピ・ルアクだ!!!」とかなり興奮しましたが、パッケージに書かれている日本語のでたらめさに爆笑。
The Truly Luwak Coffee is Here・・・
(本当にジャコウネココーヒー ここにある・・・」
翻訳ソフトで適当に翻訳したような日本語のキャッチコピー、一気にうさん臭さ倍増です。
なぜジャコウネコ?と思われるかもしれませんが、この「コピ・ルアク」、とても珍しい製法で作られたコーヒーなんです。一般のコーヒーは、コーヒーの実の種を乾燥、焙煎してつくられますが、このコピ・ルアクはコーヒーの実を食べたジャコウネコの糞から種を拾い集め、洗って乾燥・焙煎しています。通称う○こコーヒーです。そんなゲテモノコーヒーが高価なのは単に希少価値が高いだけじゃなく、味も香りも素晴らしいかららしいです。
さっそく開けてみました。
改めて見てみると、50gは少ないです。これで1,400円か。。。
パッケージの裏面に作り方が書いてありましたが、ここも日本語が適当過ぎるため、イラストから判断
「残基が提供する準備落ちるとまでは3(3)分待ちます。」ってなんだよ!!!(笑)
併記されている英語から判断するに「豆のカスが沈むまで3分待てよ」ってことなんだと思います。残基って…。あと「3分」のところの「3(3)分」という謎のカッコ表記が意味不明です。どっから来たんだよカッコ。。。
で、出来上がったのがこちら。
ドリップでもなく粉に直接お湯をぶっかけて、豆のカスが沈むまで待ってから飲めと書いてありましたのでその通りに作ったのですが、けっこう粉っぽい…。そして肝心の香りと味ですが、まぁまぁです。「世界一高価!」って言われるとめっちゃ美味しく感じるのかと思いきや、「うん…まぁ、そこそこ美味しい、かな?」くらいの感想でした。。。香りはこだわりのコーヒーショップに入った時のようないい香りでしたが、味は思ったほど美味というわけでもなく、むしろやたら粉っぽいのが気になりました。あと、やっぱり若干のう○こ補正が・・・。
若干疑問の残る味とうさん臭い適当な日本語パッケージでしたが、僕がいつか飲んでみたいと思っていた「コピ・ルアク」を買ってきてくれた同僚に感謝です!