メールでいちいち「お疲れ様です。」って書く必要あるか?って話
毎日大量のメールが届きますが、社内の人間から来るメールの書き出しがほぼ「お疲れ様です。」です。
個人的にこの一文、必要なのかな?と思います。
文面通り相手を労っているわけではなく、「とりあえず書いとけ」的な意味合いが強い気がしてなりません。
なかには「お疲れ様です。お忙しいところすみません。」まで書いてくる人もいるのですが、そう思うなら要件をさっさと書けよと思ってしまう私は心が歪んでいるのでしょうか。
酷いものになるとが慇懃無礼かつ要件が全く分からない文面で送られて、逆に疲れてしまいます。
タイトル「Re:【依頼】☓☓資料送付のお願い」
To ヨウスケ様
↑前回別件で私が送ったメールをタイトルそのままで返信(怒)
お疲れ様です。お忙しいところ大変申し訳ありません。〇〇の件でご多忙かと思いますが、□□の件について当方のミスでトラブルが発生しております。先方、かなり怒って非常にマズい状況です。今後このようなミスは起こさないように致します。お手数をおかけして申し訳ありませんがご確認をお願いいたします。
えぇぇ…
どういうトラブル!?
いつまで?急ぐの?ってか何をして欲しいの?
今謝罪されてもさ?
つーか全然関係ないメールの返信使った上にタイトルそのままで送ってくるのやめようよ!後で探すの面倒くさいんだよ!
半分こちらを気遣っている(であろう)文章ばかりで、結局何も伝わっていません。こういうメールが日に何通も届くとウンザリしてきます。
ちなみに私は社内の人間にメールを送る場合は目上であっても「お疲れ様です。」は書かずにいきなり要件に入ります。今のところそれで注意を受けたこともありませんし、不快感を与えている印象もありません(私がそう思ってるだけだったりして…)。
To☆☆様
依頼事項:〇〇について、△△のExcelデータを☓☓までメール願います。
理由:□□のため
期日:○月○日○時まで以上、よろしくお願いします。
〇〇部 ヨウスケ
社内メールならぶっちゃけこれだけで充分です。
メールは基本的に要件が伝わる最小限の文面で送ることをモットーにしているので、不必要な挨拶は一切省きます。シンプルイズベストです。
忙しい人に送るメールこそ、形だけの労いの言葉を排除して、相手に要件が簡潔に伝わるようにすべきです。それが1番の労いだと思いますよ。
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