Hello! Mr.Simplism

僕の人生補完計画

デジタル機器の進化によって、机の上の物がどんどん減っていく34年間を追った画像が面白い

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1980年からスタートし、デスクトップパソコンがノートパソコンに置き代わり、雑然とした机の上のモノたちが次々とデジタル化して減っていく様が非常に面白いです。

 

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本は電子書籍に、FAXはPDFに、地球儀はGoogle Mapに、手紙はE-mailに…

 

次々と便利なアプリケーションに置き換わり、2014年の時点では机の上にはパソコンとスマートフォン、サングラスだけという状態です(さすがにサングラスはアプリにはなりませんからね)。この画像で唯一増えているのは、パソコンの横に現れたスマートフォンだけです。たぶん人によってはパソコンすらも不要な時代になったんじゃないでしょうか。

 

デジタル機器の進化で、昔に比べて驚くほど「モノ」が簡単に減らせる時代に僕たちは生きています。ほとんどモノのない暮らしも比較的簡単に実現できるようになったんだな、と思いました。

 

だけど、この画像は単にモノが減っていく様を表しているだけじゃないと、僕は思いました。机の上のモノは確かに減ったけど、それはデジタル化されただけで、結局のところやっている「コト」自体は昔も今も対して変わっていないんじゃないかな?というところ。それが本当に必要か不必要かは別にして。

いろんなモノを小さなスマートフォンに詰め込んで簡単に持ち運べるようになって便利にはなったけど、相変わらず本も新聞も読むし、道に迷ったら地図を見るし(今ならナビに頼るか)、わからないことはネットや辞書アプリで調べるし。むしろ昔よりも膨大な量の情報が簡単に手に入りやすくなった分、いろんなことが複雑になったように思います。

あと印象的なのが、最後まで残ったサングラス。それは彼らにとって本当に必要なものだから。いわゆる白人系の人は目の色素が薄く、紫外線に弱いのでサングラスをよくかけるという話を聞いたことがあります。この画像は単に「デジタル化によってモノが減らせてシンプルになった」ということだけではなく、「本当に必要なものはちゃんと残る」とも読み取れると思いませんか?

・・・考えすぎですかね。

 

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