何度も書いては消して、未だ書くことができないブログ記事について
自分の考えを文字に起こして他人に伝えるというのは、改めて難しいと感じた。
◆何度も書いては消した文章
以前から、何度も書いては消すを繰り返して、このブログで公開できていない文章がある。
それは「いちばん好きな曲」についての文章で、僕が伝えたいと思っていることを未だに言語化できていない。
多分もう10回ちかく書いてはボツを繰り返している。
いつも他愛のない文章を書き散らかしている僕だけど、珍しく「きちんと伝えたい」と思える内容(のはず)なんだけど、思ったように表現できない。
書きたい内容はほぼ決まっている。
- 僕には一番好きな曲がある。
- そこそこ有名ではあると思うけど、世間一般の評価はどうでもいい。
- 好きな理由は、その曲を聴くことで思い浮かべる情景がある。
- その情景は僕だけの思い出なので、他人が理解することができない。
- 他人が「私もその曲がいちばん好き」といったところで、その「好き」と僕の「好き」は根本的に違う。
だいたいこんな感じなんだけど、これでもまだ違う気がする。
◆文章と感覚が一致しない
この感覚が非常にもどかしい。
感覚的に「こうだ」と思えるものがあるのだけど、いざそれを他人に伝えようと思い、文字に起こす作業をし始めると、全くうまく表現できない。どう書いても言葉にできない違和感を覚えてしまい、僕が伝えたいような文章にならない。
大筋については書けるのだけど、細かいところで「そうじゃないんだよなぁ」と思ってしまい、直しているうちにグチャグチャになって結局消してしまう。
◆文章を書くのはむずかしい
図書館で文章の書き方についての本を借りて読み漁っている。でもたいていは文章の「書き方」の部分に関する本で、読みやすく書くテクニックやどんな話がうけやすいかといった話。
僕が知りたいのは「自分の考えを的確に文字で表現する方法」なのだけど、それに言及した本はまだ見つかっていない。
たぶん書いてしまえば何のことはない話なのだろうけど、それを文章化するのにこんなに苦労するとは思わなかった。
文章を書くというのは難しい。
いつかあの記事をブログで公開できる日は来るんだろうか。