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僕の人生補完計画

【家族】妻が2人目を無痛分娩で産んだ時、娘と二人で立ち会った思い出。

最近、ブログ探検で育児・出産についての記事が良く目に留まる。
皆それぞれ期待と不安をつづって、僕も当時のこと思い出して懐かしんでいる。

 

「2人目は無痛分娩じゃきゃ産まない!」

妻がおなかに2人目の命を授かった時の言葉。
まぁもちろん「産まない」というのは言葉の綾で、無痛分娩を強く希望!ってこと。
僕は「あ、はい」としか言えなかった。

 

というのも、妻が1人目を産んだとき、それはそれは大変な思いをした。
本格的な陣痛が始まって出産するまでに15時間くらいかかった。
妻の産道が狭かったらしく、赤ちゃんがなかなか出てこなかった。

 

結局、最終的に促進剤を打って事なきを得たが、途中、過度な痛みのせいか妻が幼児退行(?)を起こして言動がおかしくなったことを覚えている。


あの時は僕もさすがに恐怖した。
あと、ポカリスエットと水を飲ませる際にストローを変えずに味が混ざったことにガチギレされたのを今でも思い出す。
そんな些細なことでガチギレするほど極限状態だったってこと。

 

追加費用は10万円

これはお産する病院にもよるかもしれない。
とにかく追加費用が掛かることが分かったけど、背に腹は代えられない。

 

「計画無痛」というやつで、この日に産みましょうという日を決めて出産する。
普通は予定日より前に設定して、陣痛促進剤を打って出産に入る。
予定日の2~3週間前に、12月4日に産むことが決まった。
1人目のとき、いつ陣痛が始まるか2人でビクビクしていたので、変な気持ちだった。

 

お姉ちゃんと立ち会う

2人目の出産は家から3駅離れた個人クリニックにした。
1人目の時は妻の実家の総合病院だったが、妻曰くご飯がまずかったらしい。

 

2019年12月4日。いよいよ出産の日。
妻は準備があるため朝早く1人でタクシーで病院へ。
出産は午後の予定だったので、僕の娘(当時6歳)は昼前に電車で向かった。

 

1人目の時は事前講習を受けないと最後まで立ち会わせてもらえない決まり。
僕は仕事の関係でその講習を受けられず、分娩直前で分娩室から追い出されたので
厳密にいえば立ち会っていない。

 

しかし今回は、僕も娘も立ち会わせてもらえた。
娘に出産の瞬間を見せることに不安はあったけど、無痛分娩なので大丈夫だと思い、立ち会うことにした。

 

無痛分娩は麻酔科医が立ち会って、麻酔で痛みを取り除きながら出産する。
ベッドのすぐ横にいるとはいえ、「出てくるところ」は布で隠され、なおかつたくさんの医師と看護師に囲まれているため見られない。


いよいよ分娩が近づいてきたとき、妻はウンウンうなってはいるが一人目の時のような壮絶感はなく、せいぜい「めっちゃ力入れてる」という感じだった。
それでも妻の股間付近から伸びている管の中を時折血液が流れ、それを見てしまった娘は怖くなって「部屋を出たい」と言い出した。


どうしても生まれる瞬間に立ち会いたかった僕は「弟が出てくるところまで我慢出来たら今日の晩御飯はレストラン連れて行ってあげる。パフェもつける」と必死の交渉をした。
そのやり取りを見た看護師さんに笑われたのを覚えている。

 

けっきょく娘は納得し、生まれる瞬間に無事立ち会うことができた。
家族4人でお祝いし、僕と娘は安堵と疲れでフラフラになりながら家に帰った。
最寄り駅のロイホで娘と二人でお祝いパーティーをしたのを覚えている。
もちろんパフェも頼んだ。

 

後日談

計画無痛分娩は出産日を決めるので、僕も出産日から土日を挟んで1週間、有休と出産休暇で会社を休めたのはよかった。
1人目のような死に物狂いの出産と違い、娘ともども分娩に立ち会えたのはとてもいい経験だった。
正直、1人目みたいな現場だったら娘がトラウマを抱えるレベルなので立ち会わせなかったかもしれない。

 

妻に、1人目の時の痛みに比べて無痛分娩は楽だったか聞いてみた。
妻曰く「マジで痛みが100分の1以下。医者は神。」とのこと。
そういえば2人目を産んだ病院の医師に「この産道の狭さでよく1人目を自然分娩できたね」と言われたらしい。

 

いろんな意味で追加料金払ってよかった。

 

そんな息子も今年で3歳になる。
借り上げ社宅の賃貸なのにフローリングや壁を壊しまくっている。
おそらく間違いなく、退去時にいろいろ弁償しなきゃならん。

 

また追加料金かよ。

 

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