【仕事】四十路手前の憂鬱。職場に同年代がいないという孤独。
もうすぐ39歳。
今の部署で唯一の30代だ。来年になればうちの部署から30代が消滅する。
年の近い先輩が欲しい
ただでさえ、僕の年代の上下2~3年は会社に少ない。
上は就職氷河期の最終世代、下はリーマンショックの影響。
今年43~36歳くらいは、どの会社でも不足しがちな年代。
ただでさえそんな状態なのに、僕が所属する部署はさらに顕著。
僕に最も年が近い先輩が今年49歳、後輩が27歳だ。
その差22年の間にいるのは僕一人。
上の年代とも下の年代とも話が合わない。
極端に少ない世代だったのですんなり転職できたと思われるのだけど、
入ったところで同年代は多くはない。
僕が勤務している本社には500人くらいいるようだけど、
僕が所属している部署は会社でもやや特殊な部署で、そもそも他部署との交流があまりない。
横のつながりが作りにくい環境で、余計に知り合いができない。
ぶっちゃけ他の部署がどんな仕事をしているのかすらよく知らない。
同期っていいな
僕は転職組なので、そもそも「同期」がいない。
やはり同期というものはいたほうがいい。
同じ年代が抱える悩みを共有できるというのは大きい。
友達に話せない、会社内の悩みなどを話す相手は、やはり同期がいい。
同期がいないというのは、見落としがちな転職のデメリットだと思う。
僕の場合、上はゴリッゴリの管理職、下はペーペーなので
僕の立場の悩みを僕と同じ立ち位置で聞いてくれる人がいない。
上に話せば説教じみた人生訓、下はそもそも理解してくれない。
何ともさみしい話である。
それでも気楽にやれてるけどね。
ない物ねだりしても仕方がない。
あきらめて上司の人生訓に耳を傾けては「時代が違うんだよなぁ」と独り言ちる。
特別大きな悩みを抱えているわけでもないので、まぁ気楽にやっている。
仕事も上と下をつなぐパイプ役みたいな立ち位置でのらりくらりとやっているし、
「Excel係」のような妙なキャラ付けもされていて、もう「中途採用の人」みたいな
特別な感じも薄らいで、それなりに職場に馴染んで日々を過ごしている。
っていうかこの部署、僕がいなかったら49歳の次が27歳っていう超いびつな年齢構成になってたってことか。
最近は営業担当も増やされ、毎日あくせく働いている。
「Excel係」も次第にその需要が増し、そろそろ「Excel番長」あたりにレベルアップできそうだ。
また余計な仕事が増えるだけだが。
それなりに経験を積んできた上にまだまだ元気に動ける貴重な年代として、もう少し僕を大事にしてくれてもいいんだよ？
