時代は音声コンテンツ。絶対に知ってほしい「耳から入る情報」の世界。
高性能な液晶画面、美麗な3DCG、高画質な動画ストリーミング。
そんな未来技術あふれる21世紀。
そんな時代にもかかわらず、性能も大した回線速度も必要のない音声だけのメディアに、僕はいま夢中だ。
個人的、音声コンテンツの時代
YoutubeやTickTock、各種サブスクリプションサービスの台頭。
今は動画コンテンツ最盛期と言ってもいいくらい、いろんな動画配信サービスが充実している。
僕も少し前まで、暇さえあればYoutubeを見ていた。
最近はあまり見なくなった。
部屋にテレビがないので家族が寝てからニュースを見たり、
Excelの解説動画をたまに見るくらい。
あとはAmazonプライムで映画をたまに見るくらい。
動画を見る時間が減った代わりに増えたのが音声コンテンツ。
僕のスマホにはPodcast、Spotify、Voicy、Stand.fmの4つの音声配信アプリが入っている。
それぞれのアプリにそれぞれのお気に入り番組があり、
聞きたいコンテンツに合わせてアプリを変える。
個人的には今、音声メディアの全盛期だ。
音声メディアのいいところ
視覚を占有しない音声メディアは可能性しかない。
歩きながら、運転しながら、家事をしながら、眠りにつきながら。
何かをしながら気楽に聴ける。
イヤホンで聴くから、例えば電車の中でも周りに気兼ねせずに聴ける。
映像だと周りの人にも見えちゃうけれど、音声だけならそんなことはない。
自分だけの世界にゆったりと浸れる。
耳から入る情報だけを頼りにするから、如何様にも想像力で面白くできる。
映像なら目で見たものがすべて。
音声だけなら自分の好きなように味付けできる。
一説によれば、ラジオを聴き続けることで記憶力が強化されるらしい。
まぁ、ネットラジオ大手のradikoによる研究だから、少し自分に都合のいい研究結果を強調しているような気もするけど。
目を使い過ぎてる
仕事ではひたすらパソコンとにらめっこ。
こんなご時世なので、営業なのに外出も少なく、
商談はもっぱら画面越しのweb商談。
つまり、ほぼ一日中パソコンの画面を見つめている。
ブログを読むのが好きなので、休憩時間はスマホでブログ。
新しいブログを探してTwitterを流し見することもしょっちゅう。
正直、目を使い過ぎている。
目は休ませたいけど何かしらの情報には触れていたい。
そんな時にも音声コンテンツが役に立つ。
帰りの電車内、みんなうつむき加減でスマホを凝視している。
僕は好きな音声コンテンツを聞きながら、窓の外をぼんやり見ている。
目を休めながらリラックスできる貴重な時間。
好きな番組
せっかくなので、最後にお気に入りの番組を軽くご紹介。
いんよう!
科学者のよう先輩と病理医ヤンデル先生による科学トーク番組。
超専門的な論文の話からアニメ、面白い本に至るまで、様々な話題を2人のゆったりとした、それでいて深い深い洞察に彩られたトークには思わず聞き入る。過去にこのブログでも何度か紹介した。
今最も好きな番組の一つ。
COTENラジオ
超有名な歴史キュレーションプログラム。中学の時にこの番組があれば、絶対にもっと歴史が好きになれたはず。パーソナリティの深井さんとヤンヤンさんの知識と勉強量には脱帽。それでいて話が面白く、今まで年号とセットでしか覚えることがなかった世界の歴史が、一つの物語として脳に染み入る。Podcastの本編は1つの話題に10数回を使う重厚な仕上がりだけど、よりライトに楽しみたいのなら1テーマ2話のSpotifyオリジナル版をおすすめする。
そんない雑貨店
どこかにある「そんない雑貨店」店長の和田さんが常連の下平さんに毎回、店長が気になった話題をゆるく、おもしろおかしく説明する雑学番組。本業は塾の講師をしている和田さんのトークが、もはや素人とは思えないほど軽やか。ほどよいゆるゆる感で、ついつい聞き入ってしまう。
おススメ回は「第229回 どうしてそうなった?不思議な生態の動物たち」
僕はSpotifyで聴いてるけど、PodcastやWebサイトでも聴ける。
寄席あぷり~笑いすぎなみ寄席から
ラジオNIKKEIの音声落語コンテンツ。毎回一人の落語家の噺を一席、若手落語家や社会人落語のダイジェストも聴ける落語番組。不安や心配事があってなかなか寝付けないとき、落語、特に人情噺の控え目な笑いは頭から不安をかき消す特効薬だと思う。落語本編も面白いが、パーソナリティの春風亭柳橋師匠が豆知識を紹介する番組内コーナー「柳橋の二言三言」も興味をそそる。
まだまだ面白い音声コンテンツはきっとある。
ブログと同じように、面白い音声コンテンツを探す旅にも出かけよう。