Windowsキー+Shift+SからのWindowsキー+Vの便利さを理解した
仕事でもプライベートでよくやる「コピペ」。知らない間にwindowsもずいぶん進化していたんだね。
ショートカットキーと言えば「Ctrl+CからのCtrl+V」というほど、コピペショートカットは1日に何回使ってるかわからないほど使っている。
その他にも、最近は仕事で使うExcelファイルのマニュアルを作るためにスクリーンショットを取ることも多くなってきた。そんなスクリーンショット→貼り付けに関して、個人的に革命的な、しかしWindowsに詳しい人にとっては超がつくほど「今さら」なショートカットキーをご紹介しよう
知らなかった便利な標準機能
Windows98のころからパソコンは触っていたが、スクリーンショットとコピペ関連の標準機能がものすごく進化していることを、恥ずかしながら全く知らなかった。一昔前ならウィンドウ単位でスクリーンショットを撮ろうと思ったら、Print Screenキーで全画面を取得してペイントソフトなどでトリミングして自作するか、フリーソフトなどの外部プログラムをインストールするのが普通だった(と思うけど、実は昔からできてたりする??知らんけど)。それがいつの間にやら標準機能で、しかも便利にスクリーンショットを撮れるようになっていることに今更ながら驚いた。
Windowsキー+Shift+S
キーボードの左下側にあるこれらのショートカットキーを押すことでWindows標準のスクリーンショット機能が使える。ショートカットキーを押すことで画面上部に下のようなウィンドウ(?)が表示され、全部で4つの機能が使える。左から順に簡単にご紹介する。
「四角形の領域切り抜き」
自分の好きな範囲を、四角形に切り取ってクリップボードに画像を保存する機能。マウスで切り抜きたい領域を、領域の左上から右下にドラッグすることで指定する。
「フリーフォーム領域切り抜き」
自分の好きな形を切り取ってクリップボードに保存する機能。丸でも三角でも、ギザ技サの形でも切り抜けるが、保存される画像は四角で切り抜いた余白は白塗りになる。マウス操作だときれいな形にならないので、正直使い道がわからない。
「ウィンドウの領域切り抜き」
個人的に一番お気に入りの機能。読んで字のごとくクリックしたウィンドウ領域のみ切り抜いてくれる。手軽にトリミングなしでウィンドウのみの画像を作れるニクイやつ。
「全画面領域切り抜き」
画面全体を切り抜いてくれる、従来からあるスクリーンショット機能。個人的によほど力を入れてカスタマイズしたデスクトップ画面を見せたい場合以外に使い道がないのではないかと思っている。一昔前にSamurize等が流行ったのを覚えているが、最近もやってる人はいるのだろうか。
以上がWindows標準のスクリーンショット機能だ。一昔前では考えられないほど手軽に部分的なスクリーンショットが撮れるようになった。いつからこんな機能がついたのかは知らないし、別に知らなくてもいい。便利だから使うのみ。
Windowsキー+V
たぶん有名なショートカットキーなんだろうけど、正直言って最近まで知らなかった。貼り付けと言えばCtrl+Vしかないと思っていたが、この機能には正直感動した。
このショートカットキーを押すとマウスカーソルの右下?にこれまでコピーしたデータを呼び出すことができる(クリップボードが表示される場所の規則性がいまいちわからない)。普通、コピー→ペーストの作業をすると、ペーストされるのは直前にコピーされたデータだけなので、それ以前のデータはクリップボードから消えている(もしくは上書きされている)と思っていたが、こんなところにきちんと残っていたとは。コピーした後、貼り付け先で間違えて再度Ctrl+Cを押してしまい「うがー!」となってまたコピー元に戻る作業をしていたが、これからはそんなことをしなくて済むなんて。もっと早く知りたかった。
詳しい使い方はここを見てもらった方が早い(なげやり)。
この機能のおかげで複数個所をコピーして別画面に貼り付ける作業で、わざわざコピー元とコピー先の画面を行ったり来たりする必要がなくなって、ずいぶん作業効率が上がった。
ゆるゆる覚えていく
今回はこの2つしかご紹介しないが、たぶんまだまだたくさんの僕の知らないショートカットキーがあると思う。だけど、とりあえずはこの2つも意識しないと使えないので、自然に使えるようになるまで他のショートカットキーは覚えるのはやめておこうと思う。たぶんいっぺんにいろんなショートカットキーを覚えようとしても、こんがらがって逆に作業効率が悪くなるだけだろうから。自然に使えるようになってから次の新しいショートカットキーを覚えていこう。