Hello! Mr.Simplism

僕の人生補完計画

本当にやりたいことが「分からないまま」死んでいくということ

本日はお盆休暇の最終日。


このご時世ですので新型感染症にかからないよう注意を払いつつ、それなりに家族といろいろなイベントごとを行いましたが、さすがに最終日ともなると疲れが溜まってきたので、本日は家族4人、のんびり家で過ごしました。

今年2歳になる息子はご多分に漏れずアンパンマンが大好きで、6歳上のお姉ちゃんと今日もアンパンマンを見ていました。この丸顔のどこに惹かれるのか、この世代の子は漏れなくアンパンマンのとりこになるようで、そりゃあ故・やなせたかし氏の残した遺産の額もどえらいことになるわなぁとしみじみ思っていました。

夜、風呂でぼんやりとしていると頭の中でアンパンマンの主題歌が延々と流れてきました。時々ありますよね、別に好きでもない歌が頭から離れなくなるあの状態。なんともなしに歌詞をたどっていると、僕の心の奥の方に徐々に奇妙な違和感を覚え始めました。自分でも理解できないその気持ちの正体を探っていると、皆さんも何十回、何百回と聞いたであろうアンパンマンの主題歌の例のフレーズに巡りつきました。

何が君の幸せ?何をして喜ぶ?わからないまま終わる。そんなのは嫌だ!

・・・たしかに。

自分が望むこと、本当に好きなものが分からないまま死んでいくなんて、確かに嫌です。「手に入らない」じゃなくて「わからない」というところがミソ。自分が何を望んでいて、どんなものが好きなのかわかっていて、努力したけど手に入らないうちに命を終えるのではないんです。それすらもわからないまま、死の淵で「オレは何がしたかったんだろう?」と思いながら死んでいく寂しさたるや。いや、寂しいという気持ちも少し違う。後悔?絶望?虚無?・・・なんでしょう、ぴったりくる言葉が思いつかないこの感じ。

少なくとも僕は幸せです。転職して待遇もまぁ少しだけど良くなったし、いっちょ前に結婚して2人の子供にも恵まれて、その2人も(ときどきはストレスの元になることもあるけど)健やかに育ってくれているし、別に大きな不満があるわけではありません。僕の家族を捨ててまで大きなことをやりたいという気持ちもありませんし、人生で致命的に間違ったところも、今のところ特にありません。だけど、何か足りていない。いや、足りていないという表現も少し違いますね。気づいていないというか、理解できていないというか・・・とにかくあのフレーズを聞いたときに覚えた違和感の正体について、もっと真剣に考えるべきなのかもしれません。

明日からまた仕事です。忙しい日々の中で今日心に浮かんだ、おそらく大事であろう僕の心の違和感について、忘れないようにという意味も込めてブログとしてまとめてみました。

 

 

 

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