新型コロナワクチン(特にモデルナ製)を接種するなら準備しておきたいもの
一昨日、職域接種で2回目のモデルナワクチンを接種してきました。
特にモデルナ製のワクチンの2回目の接種は高熱の副反応が出やすいとは聞いていましたが、ご多分に漏れず私も接種当日の夜中から39℃近い発熱と猛烈な倦怠感に襲われました。
2日目の本日、朝の段階でまだ37.5℃ありましたが、夕方になってようやく落ち着きました。
接種当日の夜中にかなり強めの悪寒で目が覚め、体温を測ってみると38.6℃。
副反応が出やすいことはわかっていたので、「これがそうなのか」程度に思って再び就寝。
ところが、明け方に再度目を覚ましたところ、猛烈な倦怠感。体を起こすに一苦労するレベルで全身が重く、トイレに立った際もまっすぐ歩くのにかなり集中しないといけないレベルでふらついていました。何をするにも身体がダルく、力が入らない状態が続きました。
朝7時ごろ、当日は出勤予定日だったため上司に休む旨をメールしようとスマートフォンを見るとすでに2人が発熱で休むと連絡を入れていました。結局同じ日にワクチンを接種した7人のうち5人が38℃を超える発熱で休むことに。モデルナ製2回目接種で発熱する割合は70～80％という調査結果もあるようで、うちの部署でもだいたい同じくらいの割合で発熱していました。
家族の中で今回私だけがワクチン接種したため、幸い妻に看病してもらうことができましたが、なかには夫婦同じ日に接種して二人ともダウンして地獄を見た同僚もいました。
その体験を踏まえて、これからモデルナワクチン2回目の接種を予定している人に、とりあえず準備しておいた方がいいものを参考までに紹介します。
１．解熱剤
とにかく発熱と倦怠感がひどいので、まずは熱を下げることを優先します。普通の風邪などの時は解熱剤を飲む方が長引くといわれていますが、ワクチン接種による副反応であれば下記に示す解熱剤を飲むことは問題ないと厚生労働省のサイトでも確認できます。
最も良いのはアセトアミノフェン（市販薬ならタイレノールやバファリンルナJ）とされていますが、最近は手に入りにくくなっていると聞きます。その場合は、イブプロフェン（市販薬ならイブ、バファリンプレミアム、ナロンエースなど）がロキソプロフェン（ロキソニンやバファリンEX）が良いとのことです。今回私は、妻が薬局の薬剤師に選んでもらったロキソニンを服用しました。完全には解熱しませんでしたが、飲む前と比べて相当楽になりました。もちろん、持病がある方や妊娠中・授乳中の女性などは服用前に医師や薬剤師に相談することが必要です。
２．アイスノンなどの氷まくら
38℃以上の高熱が出る可能性が高いため、頭を冷やすものを用意しておくことをお勧めします。ほかには冷えピタなどの冷却シートもあれば良いかも。それ自体に発熱を抑える効果はありませんが、頭が高熱の状態は不快なだけでなく、少なからず脳にもダメージがありそうなので、とにかく冷やすことをお勧めします。
３．やわらかい肌触りの布団（羽布団とか）
夏の夜はタオルケットをかけて寝ているのですが、高熱で鳥肌が立った敏感肌にはあのガサガサ感が超絶不快でした。また、悪寒も強いので少し厚手でやわらかい肌触りの布団を事前に用意しておくべきです。
４．ポカリスエットやゼリー飲料
個人差はあると思いますが、翌日の朝から昼にかけてが症状MAXです。倦怠感のせいか食欲も出ないのですが、栄養は絶対に接種すべきなので、スポーツドリンクやゼリー飲料など、摂取しやすいものはある程度備えておくことをお勧めします（特に単身者）。ほかにはレトルトのおかゆやうどんなど、風邪の時に食べやすいものを備蓄するのも◎。
５．タオルと着替え
副反応として出やすいのが発熱と倦怠感。このコンボで動くのも嫌になります。そのくせ熱で汗びっしょりになるので、枕元に着替えとタオルを置いておくことをお勧めします。倦怠感のせいで、着替えを取りに行くのがどうしようもなくしんどくなるので。最悪その場で脱ぎ散らかして着替えられるので、ないよりましです。
６．携帯電話・スマートフォンは必ず枕元に
私の場合は発熱と倦怠感、それにワクチンを打ったところが多少痛いだけで済みましたが、人によってはさらに重篤な症状が出る可能性もあります。過度に恐怖をあおるわけではないですが、最悪動けなくなっても助けを呼べるように通信機器を手の届く範囲において寝た方がいいです。
今回私も含め、ワクチンを打ってから15～20時間後（全員朝10時ごろ打ったので、夜中から明け方)に副反応が強く出ていたようです。風邪とは違い、副反応が出るタイミングがある程度予測できるので、モデルナ製のワクチン接種(2回目)を予定している人は、前日までにできるだけ準備しておくことをお勧めします。
