「いつか」は来ない。期限を決めるシンプルライフ
家の中の雑多なモノを捨てる時、捨てられない呪いのように頭に浮かぶ言葉「いつか使うかも」。
服なんかは簡単ですよね、そのシーズンに一度も着なければ捨てればいいんですし。だけど、それ以外のモノは「いつか使うかも」と思った瞬間に捨てづらくなっちゃいますよね。そんな時、保管する期限を決められるものに関してはすぐには処分しないようにしています。
僕は今年の3月に自家用車を売りました。理由は、使用頻度に比べて維持費がかかりすぎるから。実際、自家用車を売ったことは正解でした。レンタカーとタクシーを使ってもお釣りが来るくらいです。
ですが、我が家にはチャイルドシートがまだ残っています。これは未だに捨てていません。「おいおい、使わないなら捨てりゃいいじゃん」と思うかもしれませんが、僕はこれを期限を決めて保管しています。
というのも、僕は転勤族でほぼ間違いなく今後2年以内に転勤する予定です。転勤先によっては車が必要になる地区に住む可能性があります。それにもう一人子供がほしいと思っていて、これもおそらく数年以内に起こることでしょう。実際そうなった場合、2歳になる娘の文も含めて最大で2台のチャイルドシートが必要になります。その時のために今は保管しようと妻と相談して決めました。3年以内に使用しなければ処分します。
「いつか使うかも」程度にしか思わないものはたいてい捨てます。そういうものはほぼ使うことはありません。だけど「いつか」ではなく期限を決められるものに関しては処分は一旦保留にします。そしてその期限になっても使わなければ問答無用で処分します。
モノを捨てようか悩んだ時、保管する期限を決められるものは残す、決められないものは捨てるというシンプルな選択肢を基準にすると、悩みも少しは減るかもしれません。