超シンプルなパソコン遠隔操作ソフト「AnyDesk」でデジタル音痴な実家の父のパソコンをカンタンサポートする方法
先日、孫パワーのおかげでパソコンの操作を覚えつつある僕の父の話を書きました。
うちの父は毎週末、僕の娘とのSkype通話を楽しみにしていたのですが、先日からSkypeで謎の障害(?)が発生し、一切テレビ電話ができなくなりました。
ネットでいろいろ調べてみると、一度Skypeをアンインストールして再度インストールし直すと正常に使えるようになるらしいのですが、父曰く「そんな難しいことはできない」とのこと。時間をかけて電話で指示を出してもにっちもさっちもいかず、困り果てていた僕の最終手段が「パソコンの遠隔操作」です。
電話での父の遠隔操作を諦め、父のパソコンを僕が直接遠隔操作する一番シンプルな方法をご紹介します。
・AnyDeskのダウンロード
数ある遠隔操作ソフトの中でも、このAnyDeskが僕の知る中ではダントツでシンプルに導入できます。まずはAnyDeskのサイトに行き、ソフトをダウンロードします。遠隔操作する側もされる側もAnyDeskのダウンロードが必要です。
保存場所はできるだけデスクトップにするよう指示しましょう(一番わかりやすいので)
次にデスクトップに保存された「AnyDesk.exe」をダブルクリックします。
すると下のような画面が表示されると思います。
セキュリティソフトによっては警告が出ますが、すべて「許可する」をクリックしてください。
画面の真ん中あたりに「AnyDeskアドレス」という項目があり、7桁の数字(もしくはアルファベット)が表示されると思います。遠隔操作される側の人は、このアドレスを遠隔操作する側の人に教えましょう。
次に、遠隔操作する側の人は教えてもらったアドレスを下記(青矢印)のところに入力し、「接続」をクリックします。
すると、遠隔操作される側の人のパソコンに下記のようなお知らせが出ますので、遠隔操作される側の人は「承諾」をクリックしてください(他の項目は一切設定不要です)
これで無事、遠隔操作する側のパソコンにされる側のパソコンの画面が表示されたと思います。これで遠隔操作完了です。
ただしこのAnyDesk、僕のPC環境では遠隔操作中に相手のパソコンに別のソフトをインストールする際「ユーザーアカウント管理」のポップアップが出ると接続が切れてしまいました。その時だけは遠隔操作されている人が自分で操作しなければならないので注意が必要です。接続が切れてしまった場合は、一度ソフトを終了してから再度起動→接続すればまた問題なく遠隔操作できます。
気軽に行けない距離に住んでいる実家や友人のパソコンサポートをする際、この遠隔操作という方法はわりとシンプルに問題を解決できるのでオススメです。
うちの父も無事にSkypeで孫との会話を楽しめるようになりました。