Hello! Mr.Simplism

僕の人生補完計画

僕がたくさんの物に囲まれて暮らしたくないワケ。

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巷ではミニマリズムだとかシンプルライフなどと呼ばれる、最小限の物だけを残して生活するスタイルが流行っているようだ。たしかにきれいに片付いた部屋やデスク回りを見るとシンプルでかっこいいな、と思う。こんまりさんをはじめとした断捨離ブームの流れもあってか、はてなブログでも結構な数のミニマリズムに関する記事がブックマークされている。

 かくいう僕も、どちらかというとあまりたくさんの物に囲まれて生活するのは少々息苦しく感じており、不要なものを排除するミニマリズム・シンプルライフの考えは割と好きなほうだ。でも、僕がどうして物に囲まれた暮らしをあまり好きではないのか、今まであまり考えたことがなかった。だけど、最近このブログをはじめて、シンプルな暮らしについていろいろと考えるうちに、1つの実に単純な理由に行き着いた。せっかくなんでブログに書いてしまおう。

 

 僕は親の仕事の関係で、子供のころから何度も引っ越しを経験してる。よく「出身は?」と聞かれるが、そのたびに返事に困ったりする。生まれたのは大阪だし、本籍は福岡。幼稚園は鹿児島だったし、小学校から高校までは東京。大学時代は静岡で暮らしていた。そして僕もまた転勤の多い会社に就職したおかげで何度も転勤を繰り返し、巡り巡って今は大阪にいる。そしていわゆる「実家」というものは、親が住んでいる東京ということになる。さて、僕の出身はどこなんでしょう?こんな根無し草のような暮らしを続けるが故に、何度も引っ越し作業で苦労を強いられれば、いい加減疲れる。2~3年に一度は「大半の不要なもの」を無数のダンボール箱から出したりしまったり。なんとまぁ無意味な作業なんだと嘆くうちに、徐々に物を減らすようになった。いらないものは捨てるか売る。物を買うときも、これが増えることで本当にメリットがあるのか考えるようになる。「いつか使うかも」と思って取っていたものの大半は、結局箱から出したりしまったりするためにのみ存在していることに気付く。
生まれてこの方、ただの一度もその土地に根を張って暮らすということを考えない人生を送ってきた。生活、というよりも旅に近い人生。まだ当分続くであろう旅のような人生において、荷物は軽いほうがいい。いつでもここから旅立てるよう、身軽でいたいのだ。これが僕がたくさんの物に囲まれて暮らしたくないワケ。

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